税理士について
税理士になるには
税理士を目指すには、まず省令に定められた学校を経るなどしてその受験資格を得ることから始まります。そして税理士試験を受けるわけですが、科目は11科目中から5科目を受験します。税理士試験は科目合格製を採用しているので、一度のそれら全部に合格する必要はなく何年かかけて合格を果たすケースが多いようです。
さて、晴れて合格を果たしましたら2年以上の実務を経験しなくてはなりません。合格を果たすまでに会計事務所や税理士事務所などに就職しているケースも多いようなので、順調に行けばそこで2年以上の経験を積むことができるでしょう。
その後は税理士会に税理士の登録を行います。そして初めて「税理士」になることができます。
なお、経験年数については試験合格前の経験も入りますので、早い人では学校卒業後2年以内で、長い場合では10年かけて税理士になる人もいるようです。
税理士の受験資格
税理士試験を受けるには様々な受験資格があります。ここでは簡潔にまとめてみました。
@大学・短大・高校などで法律または経済学に関して履修したもの。
A法律または経済学に関する科目を含めて62単位以上習得した大学3年次以上のもの。
B司法試験において、第2次試験または高等試験本試験を合格したもの。
C日商簿記1級合格者または全国経理学校協会簿記検定の上級に合格したもの。
D会計士補
E弁護士の業務に従事した期間が5年以上のもの。
F司法書士または行政書士の業務に従事した期間が10年以上のもの。
G法人などの会計事務を5年以上経験したもの。
ほかに省令に定めるところの受験資格があります。
ちなみに試験内容は必須と選択合わせて11科目中5科目の受験となります。(注 免除制度があります。)
各科目の合格率平均は12%くらいで、一発合格はまず不可能というのが現状のようです。
税理士の求人・年収について
現在、税理士登録をしている人は7万人くらいだそうです。そしてその税理士の人たちの就職先はというと必ずしも税理士事務所とは限らず、会計事務所などでも最低1人は設置しています。一番の就職先は土木建築業界であり、税理士シェアは30%に達しています。意外にも公認会計士事務所や税理士事務所へ就職している税理士の割合は、15%ほどに留まっているのが現状のようです。
また税理士の雇用形態を見ますと、業務委託という形をとっている人が一番多く、税理士就職者全体の約43%を占めます。次いでアルバイト・パートで、正社員雇用は約17%程度となっています。面白いのは、現在税理士として働いている人の多くが「学歴不問」という就職の仕方をしているところです。サラリーマンなどと平行して資格にチャレンジしやすいことや、受験資格でもそれほど高学歴を求められていないからでしょう。専門学校などを経て税理士の職についている人は全体の2%に過ぎません。
年収の相場は雇用形態や就職先によって様々です。下は200万円台から上は1,000万円までと、幅がとても大きいです。
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