行政書士の難易度

司法書士や社会保険労務士、宅建と並んで人気の資格となり、今や試験の難易度も高くなった行政書士ですが、他の資格と比較するとどの程度の難しさなのでしょうか。人気の資格を例にとって、行政書士試験の難易度を調べてみました。

行政書士試験と司法書士試験の難易度

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実際に受験した数で比較した資格人気調査では第8位に行政書士、第17位に司法書士があげられています。それぞれ、法律に関わる士業ですがその合格率はどう違うでしょうか。
まず行政書士試験については、平成元年から20年近くの間、低い年では2%台、高い年では19%台の合格率となっています。>>行政書士の仕事
合否が絶対評価で決まるため、年によって合格率の変動は激しいものになっています。
一方司法書士試験は、受験科目数の多さや合格率2%台という数値からみても、行政書士に比べて一段高い難易度のところにあるといえるでしょう。
独学での合格はまず無理といいますし、学校や通信講座の利用はほとんど標準であり、しかも2回目で受かれば大成功だそうです。大体3〜4回目の試験で受かる人が多いです。
資格取得後の社会的地位や年収の違い、また独立の割合を比較しても、行政書士試験よりは司法書士試験の方が難易度が高いといえるでしょう。さらに言えば、司法書士試験の方は司法試験と比べられるくらい難易度国内トップに当たる試験です。


行政書士試験と社会保険労務士試験の難易度

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先ほどの受験数で比べた資格人気調査で第10位にある社会保険労務士ですが、受験数第8位の行政書士と比較していったいどれくらいの難易度なのでしょうか。
先ほども述べましたが行政書士試験における合格率は2%台から19%台と幅が広いものです。独学で受験する人の割合が高いですが、通信講座を受けるだけでもその合格率はぐんとアップします。難しくはあるけれども、勉強すればした分だけ結果になって現れやすいようです。
一方社会保険労務士試験の合格率はというと、7〜9%台が多いようです。

この合格率の違いは、その受験者層の違いが反映されており、社会保険労務士のほうがサラリーマンのスキルアップや、Wライセンスを狙った人が受けることが多いそうです。つまり、ほとんどの人が仕事をしながらの受験勉強ということになります。そして多くの人が2〜3回目で合格を果たしています。それらの条件を鑑みると、受験数で上回る行政書士試験の方が社会保険労務士試験より、その難易度も高いということが言えそうです。

行政書士試験と宅建試験の難易度

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宅建試験の受験者数は、数ある資格の中でもトップクラスです。行政書士試験に比べると毎年倍以上もの人が受け、その合格率は15%前後と、とても安定しています。
まず宅建の受験数の背景には、受験資格が誰にでも与えられているということがあるでしょう。
そして試験の方式はマークシート方式で、独学でも半年あれば十分合格を狙える内容となっています。宅建試験受験者の多くは不動産関連の会社に勤める人で、つまり必須の資格となっており、ほかにも一般サラリーマンの教養的な資格として手軽にチャレンジされているようです。そういう点からすると、宅建試験の難易度は行政書士試験のそれに比べてさほど高くはないといえるでしょう。
行政書士という資格は、取得後の独立を考える人に重要な資格ですが、宅建の資格はそれによって独立を考えられるというものではありません。業界人に必須の資格であり、会社によっては資格手当が支給されたり、また管理職への昇格を考える場合必ずあるべき資格です。
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